新たなベンチマークがSOCにおけるLLMのテストの方法を定義し、実際の脅威、ワークフロー、成果を測定して防御側を支援

※この資料は米国にて2025年9月15日に発表されたプレスリリースの抄訳です。

クラウドストライク（NASDAQ：CRWD）は本日、Metaと提携して、AIシステムが実際のセキュリティ運用でどのように機能するかを評価するための新しいベンチマークスイート「CyberSOCEval」を発表しました。このオープンソースベンチマークスイートは、MetaのCyberSecEvalフレームワークとクラウドストライクの脅威インテリジェンスおよびサイバーセキュリティAIデータの優れた専門知識をベースとし、セキュリティオペレーションセンター (SOC) で大規模言語モデル (LLM) をテスト、選択、活用するための新しいフレームワークを確立するのに役立ちます。

サイバー防御側は、大量のセキュリティアラートと進化し続ける脅威がもたらす圧倒的な課題に直面しています。攻撃者に打ち勝つために、組織は最新のAIテクノロジーを取り入れる必要があります。多くのセキュリティチームは今もなお、特にLLMを使用してタスクを自動化し、セキュリティ運用を効率化するという点でAI導入の初期段階にあります。明確なベンチマークがなければ、どのシステム、ユースケース、パフォーマンス基準が実際の攻撃に対してAIの強みを真に発揮するのかを判断することは困難です。

Metaとクラウドストライクは、この課題に対応するために、サイバー防御における効果的なAIの姿を定義するのに役立つベンチマークスイート「CyberSOCEval」を発表しました。MetaのオープンソースのCyberSecEvalフレームワークとクラウドストライクの最先端の脅威インテリジェンスをベースとするCyberSOCEvalは、マルウェア分析や脅威分析理解などの重要なセキュリティワークフロー全体でLLMを評価します。実際の攻撃者の手口や、専門家が設計したセキュリティシナリオを組み合わせてAIシステムをテストすることで、組織はAIが厳しい状況でも十分に機能するかを確認し、実運用への準備が整っていることを証明できます。これらのベンチマークにより、セキュリティチームはAIが最大の価値を発揮するポイントを特定でき、モデル開発者はROIとSOCの有効性を高める機能を改善するための指針が得られます。 

MetaのSuperintelligence LabsのGenAI製品担当ディレクターであるVincent Gonguet氏は、次のように述べています。「Metaでは、特に大規模言語モデルがあらゆる規模の組織をサポートする強力なツールとなる中、オープンソースのAIのメリットの推進と最大化に取り組んでいます。当社とクラウドストライクのコラボレーションにより、実際のセキュリティシナリオでLLMの機能を評価するための新しいオープンソースベンチマークスイートが誕生しました。これらのベンチマークが整備され、セキュリティやAIのコミュニティに公開されてさらに改善が進むことで、業界全体がより迅速に連携して、AIベースの脅威を含む高度な攻撃から守るためのAIの可能性を引き出すことができます」

クラウドストライクの最高ビジネス責任者を務めるダニエル・バーナード（Daniel Bernard）は、次のように述べています。「クラウドストライクとMetaのような2社のリーダーが協力すれば、コラボレーションの枠を超えて、AI時代のサイバーセキュリティの方向性が定められます。クラウドストライクの攻撃者インテリジェンスとAIネイティブサイバーセキュリティのリーダーシップにMetaのAI研究の専門知識と膨大なデータセットを組み合わせることにより、私たちはお客様、そしてサイバーセキュリティ業界全体が自信を持ってAIシステムを導入できるよう支援しています。このようなパートナーシップにより、SOCにおけるAIの構築および展開方法の新たな基準が設定され、防御側は攻撃者に先手を打てるようになります」

CyberSOCEvalのオープンソースベンチマークスイートは現在、AIおよびセキュリティコミュニティでのモデル機能の評価に使用できます。ベンチマークには、MetaのCyberSecEvalフレームワークからアクセスしてください。ベンチマークの詳細については、こちらをご覧ください。

クラウドストライクについて
クラウドストライク（NASDAQ：CRWD）は、サイバーセキュリティのグローバルリーダーであり、エンドポイント、クラウドワークロード、アイデンティティ、データを含む企業リスクを考える上で重要な領域を保護する世界最先端のクラウドネイティブのプラットフォームにより、現代のセキュリティを再定義しています。

CrowdStrike Falcon®プラットフォームは、CrowdStrike Security Cloudおよび最先端のAIを搭載し、リアルタイムの攻撃指標、脅威インテリジェンス、進化する攻撃者の戦術、企業全体からの充実したテレメトリを活用して、超高精度の検知、自動化された保護と修復、精鋭による脅威ハンティング、優先付けられた脆弱性の可観測性を提供します。

Falconプラットフォームは、軽量なシングルエージェント・アーキテクチャを備え、クラウド上に構築されており、迅速かつスケーラブルな展開、優れた保護とパフォーマンスを提供し、複雑さを低減し即座に価値を実現します。

CrowdStrike: We stop breaches.

詳細はこちら：https://www.crowdstrike.com/ja-jp/
フォローしてください：ブログ | X | LinkedIn | Facebook | Instagram
今すぐ無料トライアルを開始する：https://www.crowdstrike.com/ja-jp/free-trial-guide/

© 2025 CrowdStrike, Inc. 無断複製および転載を禁じます。CrowdStrikeおよびCrowdStrike FalconはCrowdStrike, Inc.が所有する標章であり、米国および各国の特許商標局に登録されています。クラウドストライクは、その他の商標とサービスマークを所有し、第三者の製品やサービスを識別する目的で各社のブランド名を使用する場合があります。