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人工知能 (AI) をサイバーセキュリティに利用したことで、現代の企業とそのデジタルアセットの保護は決定的な変化を遂げました。AIネイティブなサイバーセキュリティによって、組織は最新のクラウドネイティブのデータプラットフォームと最先端のAIの強みを利用して非常に大規模なデータセットを分析し、パターンを特定して、セキュリティポスチャを強化することができます。AIは脅威への迅速な対応を可能にするだけでなく、企業が潜在的なサイバー脅威を予測して阻止できるようにするため、セキュリティチームはますます巧妙化する攻撃に対し、先手を打って能動的に行動することができます。

この記事では、AIによってサイバーセキュリティを変革する具体的な方法を見ていきます。脅威検知、振る舞い分析、エンドポイント保護など、AIネイティブな機能によってサイバーセキュリティが強化される主要な領域について取り上げます。次に、CrowdStrike Falcon®などのプラットフォームで、高度なサイバーセキュリティソリューションを提供するために、どのようにAIが使用されているかを説明します。

まず、最初の主要領域である脅威検知から始めましょう。

脅威検知におけるAIの役割

脅威検知は、マルウェア、不正アクセス、その他のタイプの悪意のある活動など、潜在的なサイバーセキュリティの脅威を特定するプロセスです。サイバーセキュリティ戦略の一環として、脅威検知は脅威を軽減するための第一歩となります。脅威を十分早期に認識することで、組織は損害を防ぐのに十分な時間の余裕を確保できます。

AIネイティブなサイバーセキュリティでは、マシンの速度でリアルタイムの分析を行うことで、脅威検知を大幅に向上させることができます。AIシステムは、人間のアナリストの大規模なチームであっても実現不可能な速度と規模で、データを処理して分析することができます。これらのシステムは、人間の目では知覚できないかすかなパターンや異常を認識することができます。

AIネイティブなサイバーセキュリティは、過去のデータを使用して将来の攻撃と攻撃者パターンを予測して阻止する、予測機能も提供します。これにより、脅威検知に対するよりプロアクティブなアプローチが可能になります。

詳細

クラウドストライクのCharlotte AIにより、誰もがセキュリティを利用できるようになり、初心者からセキュリティの専門家までのすべてのユーザーが、Falconプラットフォームのパワーユーザーと同じように振る舞って、迅速な検知と対応を行えるようになり、サイバーセキュリティのスキルギャップが解消されたことを示す、3つの強力なユースケースをご覧ください。

ブログ:クラウドストライクの生成AIセキュリティアナリスト、Charlotte AIの紹介

AIを活用した攻撃の痕跡 (IOA)

攻撃の痕跡 (IOA) によって可能になる、AIを活用した振る舞い分析がプロアクティブな防御戦略にとって非常に重要になっています。従来のセキュリティ手法は、シグネチャによって既知の脅威を認識することで機能していましたが、IOAはアクティブな攻撃や進行中の攻撃を示す意図やアクションを検知することに重点を置いています。サイバー攻撃者は状況の変化に合わせて常に手法を変化させているため、セキュリティチームはIOAを使用して攻撃者が検知を回避するのを困難にすることで、攻撃者を出し抜くことができます。

AIを活用した振る舞い分析を利用することで、組織は膨大な量のデータを分析して、無害な異常と本物の脅威を見分けることができます。これにより、より高度な攻撃を高い精度で検知して、フォールスポジティブ率を下げることができます。これは、アラート疲れを防ぎ、セキュリティチームの負荷を軽減するのに役立ちます。

最後に、AIを利用すると、進化する脅威に合わせてセキュリティ防御を変化させることができます。攻撃者の手口は絶えず形を変え、進化していますが、AIを活用したIOAも同様に学習しながら適応します。AIネイティブなサイバーセキュリティを利用すれば、企業は絶えず変化する攻撃手法に対して、堅牢な防御を維持できます。

振る舞い分析およびUEBA(ユーザーとエンティティの振る舞い分析)

UEBA(ユーザーとエンティティの振る舞い分析) では、AI/機械学習 (ML) を利用して、ネットワーク内のユーザーとエンティティの振る舞いを分析して理解します。UEBAツールは、活動をモニタリングして分析することで、潜在的なセキュリティの脅威を示す活動を特定できます。UEBAは、他の方法では検知できなかった可能性のある、インサイダー脅威、侵害されたアカウント、その他の形式の悪意のある活動を検知する際に特に効果を発揮します。

UEBAの機能の中核となるのは、ユーザーの振る舞いのプロファイリングです。これは、AIアルゴリズムがユーザーの活動パターンを分析して、通常の振る舞いのベースラインを確立するものです。ベースラインが確立されると、UEBAツールは標準から逸脱した活動にフラグを設定して、潜在的なセキュリティイベントであることを通知できます。ユーザーアクションのモニタリングに加え、UEBAはエンティティの振る舞いのモニタリングを実施し、デバイス、アプリケーション、ネットワークコンポーネントの振る舞いを追跡して分析します。この包括的なアプローチによって、ユーザーおよびマシン両方の異常な活動すべてを迅速かつ正確に特定できます。

もちろん、AIネイティブなサイバーセキュリティにおけるUEBAの真の力は、コンテキスト分析を実施する能力にあります。AIシステムを基盤とするUEBAは、アクションのみを単独で見ているのではありません。それらのアクションの背後にあるコンテキストを理解し、攻撃者の目的に利用されている可能性がある活動なのか、異常だが無害な振る舞いなのかを見分けます。

UEBAを促進するために、AIネイティブなサイバーセキュリティは、過去のものである、従来のルールベースのシステムを超えた、複雑で高度なセキュリティに対するアプローチを提供します。

自動化された対応

AIネイティブなセキュリティがクロスドメインのプラットフォームの一部として提供された場合、組織は複数のドメインにわたって振る舞いを評価することができます。これにより、新たな手口を検知できる、適応型のプロアクティブな防御がさらに促進されます。

この適応型防御の中心となるのが、自動の応答と修復です。AIはエンドポイントレベルで自動化を可能にし、脅威に瞬時に対応して、ネットワークからデバイスを分離したり、悪意のあるファイルを削除したりするといったアクションを行います。この自動化は、脅威が拡散して損害を与える前に脅威を封じ込めるうえで非常に重要です。

AIシステムは、組織の自己改善型のセキュリティポスチャを実現することもできます。AIネイティブなサイバーセキュリティツールは新たな脅威を検知すると、学習して進化し、将来の脅威を検知して対応する能力を継続的に高めて、ユーザーの環境全体で脆弱性を軽減するためのプロアクティブな推奨事項を提供します。サイバー脅威の状況が絶えず変化していても、AIネイティブなサイバーセキュリティは常に状況に適応し、有効性を保ち続けます。

詳細

振る舞いベースのIOAをリアルタイムで検知できるMLの能力により、AIはサイバーセキュリティを根本から変化させます。CrowdStrike® Security Cloudの豊富なテレメトリを基にトレーニングされたクラウドネイティブなMLモデルを利用すれば、ハンズオンキーボード攻撃を指す脅威インテリジェンスをセキュリティチームに提供し、リアルタイムの侵害の発生を防ぐことができます。詳細をご覧ください。

ブログ:AIおよびMLを使用してハンズオンキーボードサイバーセキュリティ攻撃に対抗する

CrowdStrike Falcon®を使用したAIネイティブなサイバーセキュリティ

AIによってサイバーセキュリティが変革される具体的な領域を見てきましたが、AIネイティブなサイバーセキュリティがセキュリティスタックのすべての階層間での円滑な連携を可能にすることにも触れておかねばなりません。サイバーセキュリティに対する連携されたアプローチによって、組織のデジタルインフラストラクチャのあらゆる側面に対応する包括的な体制が整います。

CrowdStrike Falcon®プラットフォームは、最先端のAIネイティブなサイバーセキュリティを体現するものです。AIによってCrowdStrike Falcon® Identity Threat Detectionが強化され、アイデンティティベースの攻撃を可視化し、ネットワーク内のラテラル攻撃ムーブメントを阻止できるようになります。Falconプラットフォームでは、高度な脅威検知のためにAIを活用したIOAおよびAIを活用した振る舞い分析も利用します。CrowdStrike Falcon® Insight XDRによって、XDR(拡張検知・対応)にAIネイティブな機能が提供されます。

CrowdStrike Falcon® SpotlightのExPRT.AIなどのツールは、脆弱性管理のためにAIネイティブな機能を提供します。CrowdStrike® Charlotte AI™は、最新の生成AIを活用して、複雑なDevSecOpsに取り組むあらゆるスキルレベルのユーザーを支援する、インテリジェントなセキュリティアシスタントを提供します。

CrowdStrike Falcon®プラットフォームが、どのように現代の企業に最高のAIネイティブなサイバーセキュリティをもたらすかの詳細については、今すぐクラウドストライクにお問い合わせください。

ルシア・スタンハムは、クラウドストライクのプロダクトマーケティングマネージャーとして、サイバーセキュリティにおけるエンドポイント保護 (EDR/XDR) とAIを担当しています。2022年6月よりクラウドストライクに勤務しています。