クラウドストライク2026年版グローバル脅威レポートエグゼクティブサマリー:AI時代に必読の脅威インテリジェンスレポート
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ASPMとCSPMの違いとは?

現代のクラウド環境は複雑で動的です。クラウドネイティブアプリケーションはさらに複雑で動的であり、毎週、毎日、あるいは1時間ごとに何度も変更が繰り返されます。この複雑性に伴い非常に大きなセキュリティ課題が生まれるため、アプリケーションとデータは常に高度な脅威にさらされます。堅牢なセキュリティに妥協の余地はありません。

これらの課題に対処するために今日の企業が採用している重要な戦略としては、ASPM(アプリケーションセキュリティポスチャ管理)とCSPM(クラウドセキュリティポスチャ管理)が挙げられます。ASPMはアプリケーションのセキュリティ保護に重点を置いている一方で、CSPMはアプリケーションの基盤となるクラウドインフラストラクチャのセキュリティ保護に重点を置いています。

ASPMとCSPMを組み合わせてセキュリティを確保することはできますが、両者の違いを明確に理解しているセキュリティエンジニアは多くありません。この記事では、ASPMとCSPMとは何であるかを詳しく見ていき、それぞれの主な機能と利点について説明します。そのうえで、セキュリティポスチャの強化におけるそれぞれの違いについて見ていきましょう。

ASPMとCSPM:基本を理解する

クラウド環境とアプリケーションを効果的に保護するには、ITインフラストラクチャのさまざまなレイヤーを保護するために、ASPMとCSPMのそれぞれがセキュリティのどの側面に対応しているのかを明確に理解する必要があります。

ASPMとは

ASPMは「組織のカスタムアプリケーションのセキュリティスタンスを評価、管理、強化する包括的なプロセスです。アプリケーションがセキュリティ標準に準拠し、サイバー脅威に抵抗し、コンプライアンスを維持できるようにします」。ASPMツールを使用すると、アプリケーション内のセキュリティの弱点を継続的に検出し、修正することができます。ASPMツールは、アプリケーションの展開前後に、確立されたセキュリティ要件を満たしていることを確認するのにも役立ちます。

CSPMとは?

CSPMは「クラウドリソースに関する信頼できる唯一の情報源を提供し、マルチクラウド環境における可視性を実現するとともに、クラウドの設定ミスを自動的に防止します」。CSPMは、クラウドインフラストラクチャのリスクの特定と修復を自動化します。セキュリティチームはCSPMツールを利用して、リスクの可視化と評価、インシデント対応、コンプライアンスのモニタリングを行っています。CSPMは、設定ミスの監視と継続的な脅威検知を通じて、クラウドセキュリティのベストプラクティスがクラウド環境全体に一貫して適用されることを確実にするのに役立ちます。

2024-State-of-App-Security

2024年版アプリケーションセキュリティの現状レポート

クラウドストライク2024年版アプリケーションセキュリティの現状レポートをダウンロードして、アプリケーションセキュリティにおける最も重要な課題についてご確認ください。

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ASPMの詳細

クラウドで構築され実行される、複雑で、しかも頻繁に変更されるアプリケーションを保護するという課題に、ASPMがどのように対応するかを詳しく見ていきましょう。

ASPMが解決する問題

ASPMは、いくつかの重大なアプリケーションセキュリティの問題に取り組みます。まず、アプリケーションの開発と展開に内在する脅威に対処します。これらの脅威には以下のものがあります。

  • 脆弱性:ASPMは、CVE(共通脆弱性識別番号)を、ネイティブで、または他のアプリケーションセキュリティテストツールと連携して特定します。
  • アプリケーションの設定ミス:ASPMツールは、ハードコーディングされたシークレットやローテーションされていない認証情報、安全でない環境設定など、アプリケーションの設定に関する問題を検出できます。
  • アーキテクチャの設定ミスやアンチパターン:アプリケーションの全体的なレジリエンスを強化するために、ASPMツールでは単一障害点などの構造的な設計上の欠陥も検出することができます。

ASPMは、組織が開発から展開、ランタイム時に至るまでクラウドネイティブアプリケーションのリスクを常に管理するうえでも役立ちます。ASPMはアプリケーションライフサイクル全体にわたるセキュリティシグナルを統合するため、随時、そしてコードの変更やイテレーションごとに、全体的なリスクをより明確に把握することができます。このアプローチにより、セキュリティチームはアプリケーション内の重大なリスクを簡単に特定でき、リスクの原因となっている問題を修正するために必要な詳細情報を開発者に提供できます。

ASPMの主な特長と機能

最も包括的なASPMソリューションは、アプリケーションのセキュリティを強化するためのさまざまな機能を提供します。たとえば、次のような機能です。

  • 可視化:すべてのマイクロサービス、API、サードパーティ接続を網羅したアプリケーションの完全なマップを提供します。 
  • インベントリー機能:アプリケーションを構成するすべてのコンポーネントの詳細なインベントリーを管理します。
  • 本番環境における脆弱性のトリアージと優先順位付け:潜在的な影響に基づいてリスクを優先順位付けし、セキュリティチームが最も重大な脆弱性に最初に対処できるように支援します。
  • セキュリティポリシーの適用:アプリケーションが組織や業界の標準および規制要件に確実に準拠するようにします。
  • CI/CD(継続的インテグレーション/継続的デリバリー)パイプラインやその他のセキュリティツールとの統合:ASPMはCI/CDプロセスと統合され、セキュリティチェックを組み込むことで、テストと修復を自動化します。
  • レジリエンス:アプリケーションがセキュリティインシデントに対して耐性を持ち、インシデントから回復する能力を強化します。

ASPMの利点

ASPMを実装すると、組織に次のような大きなメリットがもたらされます。

  • 展開されたアプリケーションのセキュリティポスチャに対するインサイトと可視性の向上
  • 業界標準および規制へのコンプライアンス強化とセキュリティの強化
  • リスクベースで脆弱性の優先順位を付けることによるセキュリティ侵害リスクの軽減
  • セキュリティ慣行を組み込んだ開発プロセスの効率化
  • 手動のセキュリティタスクを自動化し、高速化することでの効率化
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Falcon Cloud Security ASPM

このデータシートをダウンロードして、Falcon Cloud Security ASPM(アプリケーションセキュリティポスチャ管理)が、運用中のアプリケーションを基に、上位のセキュリティリスクを特定、評価、優先順位付けするための手段をチームに提供する方法をご確認ください。

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CSPMの詳細

次に、CSPMに焦点を当て、組織がクラウド環境におけるリスクを管理し、セキュリティを維持するためにCSPMがどのように役立つかを見ていきましょう。

CSPMが解決する問題

CSPMは、まず何よりも、動的で複雑なクラウド環境を保護するための課題に対処します。動的なクラウド環境全体で一貫したセキュリティを維持することは決して簡単な作業ではありませんが、CSPMの自動化と可視化により、その難易度は大幅に軽減されます。

従来のオンプレミス環境とは異なり、クラウドインフラストラクチャには明確に定義された境界が存在しません。クラウド環境はオンプレミス環境と比べて運用規模がはるかに大きく、その変化のペースも加速しています。そのため、従来の人間の監視や手動によるタスクに頼ったセキュリティ対策では、この規模やスピードには対応できません。CSPMを活用することで、自動化が進み、クラウド環境全体で一貫したセキュリティポリシーの適用が可能になります。

CSPMの主な特長と機能

CSPMツールは、クラウドセキュリティおよびコンプライアンスの管理を強化するために、以下の機能を提供します。

  • 検出と可視化:クラウドリソースの継続的な検出とモニタリングを通じて、環境のセキュリティポスチャをほぼリアルタイムで可視化します。
  • 設定ミスの管理と修復:データ侵害の一般的な原因であるクラウドの設定ミスを検知します。多くのCSPMツールは検出した問題の自動修復も提供します。
  • 継続的な脅威の検知:脅威や異常をリアルタイムで検知し、セキュリティチームが迅速に対応して本格的なセキュリティインシデントを未然に防ぎます。
  • DevSecOpsとの統合:DevSecOpsプロセスとの統合により、開発ライフサイクルにセキュリティを組み込みます。

CSPMの利点

CSPMを実装することで、組織に大きなメリットをもたらし、全体的なクラウドセキュリティと運用効率を向上させることができます。CSPMソリューションが提供する主な利点は以下の通りです。

  • マルチクラウド環境全体にわたる包括的な可視性
  • クラウドの設定ミスの防止
  • アラート疲れの軽減
  • コンプライアンスおよびセキュリティポスチャ管理の効率化と自動化
  • 企業コンプライアンスの評価とフレームワークおよびベストプラクティスへの適合
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Falcon Cloud Security CSPM

このデータシートをダウンロードして、Falcon Cloud Securityがクラウドの種類を問わず、アプリケーション開発ライフサイクル全体でクラウドセキュリティポスチャ管理を合理化し、迅速かつ効率的にアプリケーションをクラウドに展開可能にする仕組みをご確認ください。

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ASPMとCSPMの比較

包括的なセキュリティ戦略を確立するには、ASPMとCSPMの違いを理解することが非常に重要となります。どちらのフレームワークもセキュリティを強化しますが、それぞれ異なる側面に重点をおいています。

主な違い

 ASPMCSPM
重点領域アプリケーションを保護し、コードの脆弱性や設定ミスに対処します。クラウドインフラストラクチャを保護し、適切な設定とコンプライアンスを確保します。
統合ポイント開発プロセスにセキュリティを組み込むために、クラウドサービスプロバイダー、開発ツール、アプリケーションセキュリティテストツール、CI/CDパイプラインと統合できます。クラウド環境の可視性と制御を提供するために、クラウド管理ツールと統合できます。
主なセキュリティ上の懸念事項コードの脆弱性とアプリケーションの設定ミスに重点が置かれています。クラウドの設定ミスとコンプライアンス管理に重点が置かれています。

主な類似点

 ASPMとCSPMに共通
自動化とセキュリティポスチャの強化自動化によってセキュリティを強化し、手動タスクを削減します。
継続的モニタリング侵害を防ぐために、セキュリティ問題を継続的にモニタリングします。
コンプライアンス管理規制、法律、業界標準、フレームワーク、ベンチマークへの遵守を促進します。

CrowdStrike Falcon Cloud Securityでアプリケーションとクラウドのセキュリティを確保

ASPMとCSPMはどちらも、アプリケーションとクラウド環境の強固なセキュリティポスチャを維持するための重要なテクノロジーです。ASPMはアプリケーションのセキュリティ確保に重点を置き、CSPMはクラウドインフラストラクチャの適切な設定とセキュリティ標準への準拠を確保します。

CrowdStrike Falcon® Cloud Securityは、CSPMを組み込んだ包括的なCNAPP (クラウドネイティブアプリケーション保護プラットフォーム) です。このプラットフォームは、マルチクラウド環境における可視性を統合し、すべてのクラウド環境で一貫した継続的モニタリングと自動コンプライアンス管理を提供します。クラウドストライクはCrowdStrike Falcon® ASPMを追加することにより、クラウドセキュリティをアプリケーションにも拡張し、最新のITインフラストラクチャ向けに完全なセキュリティポスチャ管理ソリューションを提供しています。

クラウドセキュリティを簡素化し、侵害を阻止します。

CrowdStrike Falcon® Cloud Securityを選ぶ理由

  • プロアクティブセキュリティ:インフラストラクチャ、アプリケーション、API、データ、AI、SaaSにわたるCSPM(クラウドセキュリティポスチャ管理)を単一のセンサーで統合 
  • 重要な点を特定:業界をリードする脅威インテリジェンス、エンドツーエンドの攻撃パス、ExPRT.AIを活用して、アラートノイズを95%削減 
  • クロスドメイン保護:エンドポイントや盗難されたアイデンティティを介して攻撃を開始する巧妙な攻撃者がハイブリッドクラウド環境を侵害する前に阻止 
  • クラウドランタイム保護:クラス最高のCWP(クラウドワークロード保護)とCDR(クラウド検知・対応)を展開し、ハイブリッドクラウド環境全体でアクティブな脅威を89%2高速に検知して対応  
  • 統合運用:強化された可視性とリスクの優先順位付けにより、運用サイロを解消し、効果的な修復を実現 

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ジェイミー・ゲイル(Jamie Gale)は、クラウドとアプリケーションセキュリティの専門知識を持つプロダクトマーケティングマネージャーです。Bionicの買収によりクラウドストライクに入社する前は、複数のスタートアップ企業や大規模な国際機関でテクニカルコンテンツやエグゼクティブコミュニケーションに関する活動を主導していました。同氏は、ワシントンD.C.に在住しており、メアリーワシントン大学を卒業しています。