クラウドストライク2026年版グローバル脅威レポートエグゼクティブサマリー:AI時代に必読の脅威インテリジェンスレポート
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AWSへの移行とは?

AWSへの移行とは、デジタルアセット(アプリケーション、データベース、ITプロセスなど)をオンプレミスや他のクラウドサービスからAmazon Web Services (AWS) に移行するための戦略的なプロセスです。このような移行により、運用をスケーリングしやすくなり、運用の効率化を実現できるだけでなく、サイバーセキュリティを大幅に強化する機会につながります。AWSへの移行は、テクノロジーをアップグレードするだけのものではなく、より堅牢なセキュリティポスチャの実現に向けた一歩です。

この記事ではAWSへの移行の基礎として、移行に含まれる対象、利用できるさまざまな移行戦略、そしてセキュリティの強化という点で移行がもたらすメリットを見ていきます。

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AWSへの移行の概要

多くの企業がデジタルアセットをAWSに移行している目的は、AWSの堅牢なクラウドインフラストラクチャと幅広い一連のクラウドサービスを利用することにあります。AWSへの移行により、組織は従来のオンプレミスデータセンター(または他のクラウドプラットフォーム)を離れ、動的でスケーラブルなクラウド環境へと移行することになります。この移行は多くの企業にとって、変化する需要とテクノロジーの進化に適応することを可能にするものです。

通常、クラウドへの移行を目指す組織は「6つのR」と呼ばれる移行戦略のうちの一つを採用します。AWSへの移行のコンテキストにおいて、採用される可能性が高い戦略は次のとおりです。

  • リホスティング (Re-hosting):「リフト&シフト」とも呼ばれるりホスティング戦略では、アプリケーションを変更せずにクラウドに移行します。
  • プラットフォーム再編 (Re-platforming):特定のクラウド機能を使用するためにわずかな調整を行います。全面的に再設計することはありません。
  • リファクタリング (Re-factoring):リファクタリング戦略では、クラウドの効率とスケーラビリティに向けて最適化するために、アプリケーションを大幅に変更して最適化します。

AWSに移行すると、ITインフラストラクチャをモダナイズして運用効率を向上させようと目指している企業にはなおさらのこと、多くのメリットがもたらされます。具体的には、次のメリットが挙げられます。

  • スケーラビリティ:AWSでは需要に応じて簡単にリソースをスケールアップまたはスケールダウンできます。したがって、物理ハードウェアへの先行投資の必要がなくなります。
  • 費用効率:ほとんどのクラウドプロバイダーの場合と同じく、AWSでは使用したリソースに対してのみ料金を支払います。そのため、(リソースのオーバープロビジョニングを抑制している限り)全体的なIT費用を削減できます。
  • セキュリティの強化:AWSのサービスには、データ保護対策を強化できるセキュリティツールとコンプライアンス認証が含まれています。

計画、戦略、実行

企業がAWSへの移行を検討する際は、移行戦略を慎重に計画する必要があります。現在のトレンドだからという理由だけでクラウド移行の勢いに便乗すると、移行の成功は保証されません。移行を成功させるには、ビジネスニーズと技術ニーズの両方に沿った移行戦略にする必要があります。

考慮すべきなのは「AWSへの移行が、全体的なビジネス目標をどの程度サポートするか」という問いです。多くの企業にとってその答えは、AWSでは、より包括的なビジネス目標に沿って成長に合わせたスケーリング、費用の効率化、セキュリティの強化を実現できることにあります。

前述のように、この移行はセキュリティを強化する機会をもたらします。したがって、この取り組みの初めからセキュリティ計画を立てることが肝心です。それにはまず、現在のセキュリティポスチャの包括的な評価によって、潜在的な脆弱性とコンプライアンス要件を理解する必要があります。

AWS環境での権限とアクセスポリシーを設計する際は、最小特権の原則に従って、個人とサービスにそのロールまたは機能に必要な最小限の権限だけが与えられるようにします。これらのステップは、移行プロセス全体で、そして移行後もアセットを保護するセキュアなAWSエコシステムを構築するという目標の達成に近づくためのものです。

AWSへの移行開始に向けて準備する際は、以下の技術的課題に注意を払う必要があります。

  • データの移行:企業は自社の規模、複雑さ、ダウンタイムの許容範囲に最も適したデータ移行のアプローチを決定する必要があります。AWS Database Migration Serviceなどのツールを利用すると、データの移行プロセスを合理化して、ダウンタイムを最小化し、データの整合性を確保できます。
  • アプリケーションの移行:ここで重要になってくるのが、リホスティング、プラットフォーム再編、リファクタリングに関する決定です。どの手法を選択したかに関わらず、新しい環境での機能とパフォーマンスを包括的にテストすることが重要となります。
  • 継続的モニタリングと移行後の最適化:AWSの移行を完了すると成功したように思うかも、ビジネスとITのステークホルダーは、その移行が正しい戦略であったという保証を必要としています。パフォーマンス指標とセキュリティアラートをモニタリングするには、Amazon CloudWatchやAWS Trusted Advisorなどのツールを利用できます。指標の数値により、目に見える形で移行の成果を判断できます。モニタリングとアラートにより、クラウド環境が引き続き堅牢かつ安全で、進化するビジネスニーズに沿っていることを確実にすることができます。

Expert Tip

クラウドへの移行プロセスに、安全で問題のない状態で取り掛かるためには、組織が現在の環境を理解してセキュリティで保護する必要があります。CrowdStrike Falcon®センサーは、数日以内に全てのワークロードに大規模に展開可能で、持続的標的型攻撃 (APT) を検知し、しばしば排除することで、既知のセキュアなベースラインを確立します。また、クラウドストライクは、初期の「評価および動員」フェーズでオンプレミスのワークロードにクラウドストライクエンドポイント保護を展開することにより、アクティブなワークロード移行フェーズ中にデータやアプリケーションとともに組織内の既存環境に潜む攻撃者が新しい環境に移行するのを防ぎます。クラウドストライクの脅威の検知と対応機能は、振る舞いパターンの継続的モニタリングと分析によって脅威を特定し、修復します。これにより、攻撃の痕跡 (IOA) や侵害にすばやく対処し、新しいクラウド環境への攻撃者の侵入を防ぎます。

セキュリティに関する考慮事項と課題

AWSへの移行は、セキュリティプロトコルとインフラストラクチャを強化してセキュリティ対策を増強しようと目指している組織にとって重要な転換期となります。移行プロセス中にセキュリティに対するプロアクティブな姿勢を取ることで、企業はクラウド内でより安全な運用フレームワークを確立できます。

この移行プロセスを開始する際、組織は次の潜在的なセキュリティ問題に十分注意する必要があります。

  • データ侵害:移行プロセス中に機密データが漏洩するリスク。
  • コンプライアンスリスク規制要件を満たすことができずに、法的および財務的な影響を被るリスク。
  • 設定ミスAWSサービスの設定ミスによって、システムが攻撃に対して脆弱な状態になるリスク。
  • アクセス制御の課題:最小特権の原則に従わなかったり、認可されたユーザーのみが特定のデータとアプリケーションにアクセスできるようにしていなかったりする問題。

AWSには、環境を保護するように設計された一連のツールが用意されています。たとえば、AWS IAM(アイデンティティおよびアクセス管理)を利用すると、詳細なアクセス制御ポリシーを確立できます。また、Amazon CloudWatchはモニタリングによって異常なアクティビティを検知し、AWS Shieldは分散型サービス拒否 (DDoS) 攻撃に対する保護対策を提供します。

しかしながら、AWSへの移行プロセスを開始する多くの組織は、オールワンのソリューションを必要とします。つまり、AWSのアセットを保護するだけでなく、デジタルアセットのすべてにわたって保護を拡大し、幅広いセキュリティニーズに対応する一元化されたソリューションです。

CrowdStrike Falconプラットフォームを使用してAWSへの移行全体でセキュリティを確保する

AWSへの移行の開始時点から、移行プロセスにクラウドストライクを戦略的に統合することで、クラウド環境の中核にセキュリティが組み込まれます。この先を見越した対策により、クラウドインフラストラクチャの継続的モニタリングと保護が可能になり、脅威のリアルタイムの検知と無力化を実現できます。さらに、最初からセキュリティのベストプラクティスに従い、コンプライアンス要件を満たせるようにもなります。

このアプローチは、セキュリティをクラウド環境の基盤に組み込むことで移行プロセスを簡素化し、後から高コストで事後対応的なセキュリティ対策を講じる必要がなくなります。導入初期からCrowdStrike Falcon® Cloud Securityを展開することで、組織は統合型クラウドネイティブアプリケーション保護プラットフォーム (CNAPP) のメリットを迅速に実現できます。CNAPPは、初期のランディングゾーンからその後のすべてのワークロードに至るまで、進化し続ける脅威の状況からの保護を提供します。

CrowdStrike Falcon for AWSは、AWSのネイティブセキュリティツールを強化し、ワークロードやコンテナに対するエンドツーエンドの保護を提供します。AWSリソース全体を包括的に可視化し、脅威の見逃しを防ぎます。AIネイティブな脅威インテリジェンスを備えたFalconプラットフォームは、高度な攻撃の検知に優れており、企業に24時間365日体制のマネージド脅威ハンティングを提供します。

AWSへの移行について説明する中で、スケーラビリティと費用効果にもたらされるメリットを強調してきました。また、AWSへの移行は、セキュリティを強化する好機になることも明らかにしました。けれども、AWSへの移行を目指す組織は、この移行プロセスを開始するにあたり、十分に考え抜かれた戦略と適切なツールを揃える必要があります。

クラウドセキュリティを簡素化し、侵害を阻止します。

CrowdStrike Falcon® Cloud Securityを選ぶ理由

  • プロアクティブセキュリティ:インフラストラクチャ、アプリケーション、API、データ、AI、SaaSにわたるCSPM(クラウドセキュリティポスチャ管理)を単一のセンサーで統合 
  • 重要な点を特定:業界をリードする脅威インテリジェンス、エンドツーエンドの攻撃パス、ExPRT.AIを活用して、アラートノイズを95%削減 
  • クロスドメイン保護:エンドポイントや盗難されたアイデンティティを介して攻撃を開始する巧妙な攻撃者がハイブリッドクラウド環境を侵害する前に阻止 
  • クラウドランタイム保護:クラス最高のCWP(クラウドワークロード保護)とCDR(クラウド検知・対応)を展開し、ハイブリッドクラウド環境全体でアクティブな脅威を89%2高速に検知して対応  
  • 統合運用:強化された可視性とリスクの優先順位付けにより、運用サイロを解消し、効果的な修復を実現 

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ブレット・ショウ(Brett Shaw)は、クラウドストライクのシニアプロダクトマーケティングマネージャーとして、クラウドセキュリティとクラウドパートナーシップを担当しています。ITとセキュリティの分野で10年以上の経験を持ち、新技術や業界トレンドを利用したベストプラクティスの開発に関して専門家を支援しています。同氏はこれまで、Proofpoint、FireEye、VMwareで役職に就いていました。ウィーバー州立大学で経営学修士号 (MBA) を取得しています。