年次イベント”CrowdTour”ご登録受付中!TOKYO(5/22開催)ご登録はこちら | OSAKA( 5/21開催)ご登録はこちら

エンタープライズブラウザとは

サイバー攻撃の影響と複雑さは、大幅に増大しています。2025年版クラウドストライクグローバル脅威レポートによると、クラウド侵入は26%増加し、検知された侵入の79%がマルウェアフリーとなっています。サイバー攻撃による金銭、運用、評判上の損害から防御する必要があるのは明らかです。一方、世界中で何百万人もの従業員が、仕事関連のタスクを完了するためにインターネットへのアクセスを必要としています。その従業員の一人一人が、フィッシング、ドライブバイダウンロード、マルウェア感染といった攻撃のエントリポイントになり得ます。 

エンタープライズブラウザではセキュリティ機能が強化されており、ブラウジングに関連するサイバー脅威の緩和、コンプライアンスポリシーの適用、従業員のインターネットアクティビティの可視化向上を図ることができます。

この記事では、エンタープライズブラウザが、セキュリティの強化、管理の一元化、コンプライアンスのサポートによって脅威に対処しつつ、ユーザーへの定着と統合の課題の複雑さにうまく対処する方法について説明します。

クラウドストライク
2025年版
グローバル脅威
レポート

クラウドストライク
2025年版
グローバル脅威
レポート

必読の年次サイバーセキュリティレポートをご覧ください。

エンタープライズブラウザの主要な3つの機能

エンタープライズブラウザには、適切な操作性を維持しつつ、サイバーセキュリティ要件に対応できるようにする機能が追加されています。ここでは、エンタープライズブラウザを効果的に利用するための3つの主要な機能について説明します。 

セキュリティの強化

Webベースの脅威(悪意のあるダウンロードなど)やフィッシングでは、多くの場合、ブラウザを使用して、サイバーセキュリティチェーンの弱いつながり、つまり人間を悪用します。エンタープライズブラウザには、攻撃者が人間を標的として騙す前に、こうした脅威を検知して防御し、防御層を積み重ねるためのセキュリティ機能が組み込まれています。 

不正なデータ転送を防ぐ厳格なポリシーを適用するというもので、例えば機密性の高いアプリケーションやドキュメントのコピーアンドペースト機能やスクリーンキャプチャをブロックします。また、サンドボックスと呼ばれる安全で隔離された環境も提供して、Web閲覧中に悪意のある可能性のあるコンテンツに遭遇しても、基盤となるシステムやネットワークが侵害されないようにします。

管理と制御

エンタープライズブラウザでは、統一されたインターネットセキュリティポリシーを適用するための管理ツールを一元管理します。こうしたツールを使用すると、社内のすべてのデバイスでブラウザセキュリティ設定を構成してモニタリングできます。シャドーITに関連するリスクと、シャドーAIの新たな脅威は、どちらもデータ漏洩につながる可能性があり、これらを緩和するためには、ユーザーアクティビティのモニタリングが不可欠です。厳格なアクセス制御を設定することで、エンタープライズブラウザではさまざまな高リスクのサイトやポップアップをブロックしつつ、コンテンツフィルタリング機能により、事前定義のコンテンツカテゴリに基づいて従業員によるサイトへのアクセスを防ぎます。

コンプライアンスと規制のサポート

規制に従わないと、数百万ドルに及ぶ損害を被り、ブランドイメージを大きく損なう可能性があります。エンタープライズブラウザは、機密情報へのアクセスを許可された担当者のみに制限することで、HIPAAGDPRなどの基準による企業コンプライアンスを支援します。エンタープライズブラウザは、ユーザーアクティビティの広範な監査証跡を保持します。コンプライアンスを支援するものであり、内部調査を実施してセキュリティレポートをまとめることができます。

Expert Tip

このブログでは、エクスポージャーから組織を守り、悪意のあるアクターから貴重なアセットをプロアクティブに保護するための5つのヒントを紹介します。

エクスポージャーのリスクを減らすための5つのヒント

エンタープライズブラウザを使用する利点

サイバー脅威が高度化するにつれ、セキュリティと制御を強化するためにエンタープライズブラウザを導入する組織が増えています。ここでは、なぜすべての組織がエンタープライズブラウザの導入を検討すべきなのか、納得のゆく理由を説明します。

セキュリティポスチャの強化

エンタープライズブラウザはセキュリティ管理の負担を軽減して、従業員がコアとなる職責に集中できるようにします。サイバーセキュリティのベストプラクティスは依然として重要ですが、従業員は堅牢なセキュリティツールを信頼して利用しています。経営陣にとって、エンタープライズブラウザは、従業員のWebアクティビティを安全に管理およびモニタリングすることで重要な防御層を提供し、組織全体のセキュリティポスチャを強化するものです。

操作性の向上

エンタープライズブラウザは、セキュリティ以外にも、操作性を強化し、生産性を高める機能も備えています。企業のツールやアプリケーションとシームレスに統合すると、従業員のワークフローを効率化できます。機能性とビジネス要件が調和するように、エンタープライズブラウザのユーザーインターフェースをカスタマイズすることもできます。

費用効率

ライセンスへの初期投資により短期的にはコストが増える可能性がありますが、通常、ITサポートへのサイバーセキュリティ要求が減るため長期的には経費を削減できます。セキュリティ侵害が発生すると、通常、サービスの中断、ユーザーの不満、規制違反といったコストのかかる結果を招きます。長期的には、侵害を防ぐセキュリティツールの強化に支出するよりも、侵害を受ける方が常にコストがかかります。

課題と考慮事項

エンタープライズブラウザには大きな利点がありますが、実装の際には潜在する課題を考慮する必要があります。

ユーザーへの定着とトレーニング

新しいなじみのないほとんどのツールと同様に、エンタープライズブラウザを十分に理解したうえでユーザーに利用してもらうためには、トレーニングセッションへの参加が必要になります。短期的には生産性に影響が及び、新しいプラットフォームに適応する際にスタッフメンバーの間で抵抗や不満が生じる可能性があります。Webブラウザは職場でよく使用されるツールの1つであるため、あまり使用されていない他のツールよりも移行の影響が大きくなります。

既存のシステムとの統合

現在普及しているソフトウェアツールは通常、完全に独立して実行されることはありません。そうではなく他のいくつかのツールと統合されるため、シームレスに実行するには、相互に互換性がなければなりません。エンタープライズブラウザの実装を検討する場合は、既存のツールやアプリケーションの互換性を評価します。これは、最新のテクノロジーとの互換性を確認できていないレガシーアプリケーションを複数利用している場合には特に重要です。最後に、システムで実行されている他のセキュリティツールがエンタープライズブラウザと相互運用できることを確認します。

パフォーマンスに関する懸念事項

セキュリティと使いやすさのバランスを取ることが優先事項です。セキュリティを強化したことで、生産性が大幅に低下してはいけません。セキュリティツールの導入でシームレスにタスクを完了できなくなれば、従業員はすぐに不満を抱き、生産性が低下します。ブラウジングのパフォーマンスに大きな影響が出ないように、エンタープライズブラウザを慎重に設定する必要があります。

Falcon Exposure Management product data sheet cover

CrowdStrike Falcon® Exposure Managementデータシート

このデータシートをダウンロードして、CrowdStrike Falcon® Exposure Managementとクラウドストライクの最先端のリアルタイムセキュリティソリューションを組み合わせることで、潜在的な攻撃者からシステムを保護し、強力でプロアクティブなセキュリティポスチャを維持する方法をご確認ください。

Falcon Exposure Managementデータシートをダウンロード

まとめ

従業員は、最も効率的かつ生産的な方法でタスクを完了しようとします。そうした中で、サイバーセキュリティに関する懸念は、従業員の直接的な責任に比べると、二次的なものになりがちです。エンタープライズブラウザは、セキュリティプロトコルとベストプラクティスを適用することで、サイバーセキュリティの脅威の負担を軽減します。悪意のある攻撃のリスクが大幅に軽減され、生産性を損なうことなく、作業環境の安全性を高めることができます。

CrowdStrike Falcon®は、XDR( 拡張検知・対応)などの次世代のセキュリティ機能を備えた業界をリードするサイバーセキュリティプラットフォームです。FalconをGoogle Chromeと統合すると、ブラウザ内で直接サイバー脅威に対する保護を強化できます。CrowdStrike FalconⓇをGoogle Chromeと統合することで、従業員の操作性を阻害することなく、リアルタイムの脅威インテリジェンス、プロアクティブなマルウェア検知、堅牢なエンドポイントセキュリティの利点を享受できます。