クラウドストライク2026年版グローバル脅威レポートエグゼクティブサマリー:AI時代に必読の脅威インテリジェンスレポート
ダウンロード

次世代SIEMによるSOCの変革

次世代SIEMソリューションを使用してSOCをモダナイズする方法をご紹介します。高度なセキュリティ情報およびイベント管理(SIEM)が備える主な機能とメリットをご覧ください。

今すぐガイドをダウンロード

次世代SIEMによるSOCの変革

次世代SIEMソリューションを使用してSOCをモダナイズする方法をご紹介します。高度なセキュリティ情報およびイベント管理(SIEM)が備える主な機能とメリットをご覧ください。

今すぐガイドをダウンロード

ログストリーミングとは

サイバーセキュリティにおけるログストリーミングとは、ログデータをリアルタイムに転送し分析して、直ちに脅威を検知し対応することです。この概念を理解することは、組織のセキュリティポスチャの維持に関わる誰にとっても非常に重要です。この投稿では、ログストリーミングとは何か、なぜ重要か、そのコアとなるコンポーネント、および従うべきベストプラクティスを詳しく見ていきます。

組織にログストリーミングを導入すると、ログデータが複数の発生元から一元管理可能なリポジトリに途切れることなくリアルタイムに送信されます。そこからログデータを保存し、直ちに分析に使用できます。このアプローチでは、イベントがログに記録されたらすぐに関連するデータを送信して分析できます。これは、サイバーセキュリティの視点から見ると、脅威を即時に検知して対応できるようになるということです。

従来のログ収集との違い

従来のログ収集方法では、バッチ処理というアプローチを採用しています。ある時間枠(例えば、10分ごとに、1時間ごと、毎日など)に沿ってログを収集し、その後バッチとしてまとめて送信して分析を行います。この従来のアプローチでは、遅延が発生します。つまり、ログデータを使用するには、バッチが処理されるまで待つ必要があります。この遅延は弊害をもたらす可能性があり、早急な対応を要するセキュリティの脅威に対処するときには特にそうです。バッチ処理には、大量のログが一度にまとめて処理された場合、リソースが大量に消費されて、システムパフォーマンスへの影響が発生するという問題もあります。

一方、ログストリーミングは遅延というボトルネックを排除して、途切れることのないデータフロー(「ストリーム」)を実現します。これがなぜ重要になるかを見ていきましょう。

crowdcast-threat-report-image

2023年版脅威ハンティングレポート

2023年版脅威ハンティングレポートでは、クラウドストライクのCounter Adversary Operationsチームが、攻撃者の最新の手口を明らかにし、侵害阻止に役立つ知識とインサイトを提供しています。

今すぐダウンロード

ログストリーミングが重要である理由

イベントが発生した後、即座にログデータにアクセスできれば、セキュリティ専門家は脅威が発生したときすぐに特定して対応できます。以下に、なぜログストリーミングが重要なのか、その主な理由をいくつか挙げます。

  • リアルタイムのデータ分析:ログデータにすぐにアクセスして分析できるため、通常とは異なる事象や潜在するセキュリティ脅威が発生したときすぐに見つけることが簡単になります。
  • スケーラビリティと効率性:組織が成長すると、それに伴ってログデータの量が増加します。ログストリーミングはスケーリングが容易で、さらに大量のデータを効率的に処理できます。
  • コンプライアンスと監査:すべてのログデータをすぐに監査に使用できるため、ログストリーミングでは企業コンプライアンス要件を満たすことが容易になります。
  • 迅速なインシデント対応インシデント対応チームは、リアルタイムデータに遅延なくアクセスできるので、脅威を軽減するべく迅速に行動できます。このように迅速にインシデントに対応することで、最終的には脅威が組織に影響を及ぼす可能性が軽減されます。

サイバーセキュリティに真剣に取り組む組織にとって、ログストリーミングはそのリアルタイム性からログをキャプチャする方法として推奨されるアプローチです。

ログストリーミングのコアとなるコンポーネント

ログストリーミングを可能にする技術的な要素にはどのようなものがあるでしょうか。以下に、ログデータの安全なパイプラインを作成するために連携して動作するコアコンポーネントを挙げます。

  • ログジェネレーター(サーバー、ファイアウォール、アプリケーションなど)は、ログのそもそもの発生元です。ログジェネレーターが作成するログデータから、システムアクティビティに関する有益なインサイトが得られます。
  • ログアグリゲーターは、さまざまなジェネレーターからログデータを収集するシステムです。アグリゲーターは、データを利用できるよう必要な処理と準備を行うハブとして機能します。
  • ログコンシューマーは、ログデータを最終的に分析して保管するツールです。ディープ分析向けに設計された専門のソフトウェアソリューションから単にデータを保管するだけのリポジトリまで、さまざまな種類があります。

まとめ

ログストリーミングのセットアップでは、データフローは体系的かつ十分に調整されたプロセスです。ログデータはジェネレーターから発生し、その後アグリゲーターに送信され、そこで処理されます。このステップには、以下のようなプロセスが含まれます。

  • 標準化
  • サニタイズ/リダクション
  • 重複排除
  • フィルタリング
  • コンテキストデータによる拡充

処理後、データはコンシューマーに渡され、そこでディープ分析が行われて保管されます。

今日のクラウドセットアップでは、ログストリーミングを容易にする目的で一元的なログ管理プラットフォームに注目する企業が少なくありません。こうしたプラットフォームは、多くの場合、ログ集約とログ消費に関するさまざまな役割を果たします。また、ログ生成を容易にするソフトウェア(エージェント)を備えています。こうしたエージェントは、サーバーやネットワークにインストールされ、特にプラットフォームにログを送信するように設定されています。

また、ログストリーミングを効果的なものにするには、標準プロトコル(SyslogやHTTPなど)を使用してログを収集および送信し、標準形式(JSONやプレーンテキストなど)を使用してデータを構造化します。このような標準を使用すると、ログデータの形式が一貫し、信頼性が高く効果的なデータを機械ベースの分析で利用できます。

8-Things-Your-Next-SIEM-Must-Do-ebook-cover

eBook:次世代SIEMに求められる8つの要件

このeBookでは、従来のSIEMの短所と、次世代SIEMを評価する際に検討すべき必須の機能について説明しています。ぜひダウンロードしてください。

今すぐダウンロード

セキュリティの考慮事項とベストプラクティス

ログストリーミングを実装する際に、セキュリティについて考慮すべき重要な事項に対処することは、堅牢なサイバーセキュリティポスチャを維持するために非常に重要です。以下の考慮事項(およびガイドライン)に従うと、データを保護し、ログストリーミングセットアップの正常な動作とコンプライアンスを維持できるようになります。

  • 転送中のデータを暗号化する:ログデータがデータフローのある時点から別の時点に移動する際には(最終的にはコンシューマーに達します)、十分なデータ暗号化を確保します。これにより、機密情報への不正アクセスを防御できます。
  • アクセス制御を実装する:ログデータの表示、変更、削除を誰に許可しますか。適切なロールと権限を定義することで、ログの整合性と機密性を維持できます。
  • 異常がないかモニタリングする:ログストリーミングをセットアップするとともに継続的モニタリングツールを導入します。これにより、ログデータ内でいつもとは違うパターンやアクティビティを検知できるようになります。早期に検知できれば、潜在的なセキュリティインシデントを排除できます。
  • データ保持ポリシーを策定する:ログデータはどのくらいの期間保管すればよいでしょうか。この問いに答えるには、運用上のニーズとコンプライアンス要件とのバランスを取る必要があります。ログ保持ポリシーはログデータの管理を効率化する助けとなるため重要です。
  • アラートを設定する:継続的モニタリングに加えて、セキュリティ脅威の可能性がある特定のイベントや異常を通知する自動アラートをセットアップします。アラートがタイムリーに通知されれば、セキュリティチームがすぐにインシデント対応を開始できます。
  • 定期的に監査を実施する:ログストリーミングインフラストラクチャを定期的に見直して、セキュリティとコンプライアンスの基準が確実に満たされるようにします。また、定期的にチェックを行うと、改善が必要な領域を特定する助けとなります。

CrowdStrike Falcon LogScaleでログストリーミングを始める

これまで見てきたように、ログストリーミングはサイバーセキュリティのプレイブックに欠かせません。リアルタイムのデータ分析、柔軟なスケーリング、コンプライアンスの維持、迅速なインシデント対応が可能です。

CrowdStrike® Falcon LogScale™は、無限の可視性を実現するために脅威をリアルタイムで発見し、超高速検索で調査を加速し、1日に最大1ペタバイトのデータを収集することで、脅威の検知、調査、対応に変革をもたらします。Falcon LogScaleでは、あらゆるものをログに記録して、脅威ハンティング、フォレンジック、コンプライアンスのどんなことにも答えることができます。クラウドとセルフホストのサブスクリプションオプションが手頃な料金で用意されているため、従来のセキュリティ情報およびイベント管理 (SIEM) ソリューションと比べて最大80%も節約しながら、すべてのセキュリティデータを何年も保持できます。

ログストリーミングを導入する準備ができたら、サインアップしてCrowdStrike Falcon®プラットフォームを無料でお試しください。または、直接クラウドストライクに詳細をお問い合わせください。

アーファン・シャリフは、クラウドストライクのオブザーバビリティポートフォリオの製品マーケティングリードです。Splunk、Genesys、Quest Softwareなどの企業向けに、15年以上にわたってログ管理、ITOps、オブザーバビリティ、セキュリティ、CXソリューションなどを推進してきた経験を有しています。アーファンは、バックスアンドチルターンズ大学でコンピューターサイエンスを修了しており、製品マーケティングとセールスエンジニアリングにまたがるキャリアを持っています。