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エンドユーザーのデータ、プライバシーおよび安全を保護するために、規制法と規制基準が存在します。一部の規制は財務報告に関連し、それらは上場企業の投資家を保護することを目的としています。これらの法律は、ユーザーの信頼を築き、組織のセキュリティポスチャを改善するうえで重要な役割を果たしています。企業コンプライアンスはすべてのソフトウェア企業にとって懸念事項ですが、特にヘルスケアや金融に取り組む組織には一般的により厳しい規制が適用されます。コンプライアンスの維持は困難になる場合がありますが、組織は絶えず進化する規制環境の中でデューデリジェンスの負担に対処しています。

この記事では、組織が一般的に直面する課題を探りながら企業コンプライアンスについて説明します。また、クラウドストライクが、企業が企業コンプライアンスを達成するための明確な指針とツールをどのように提供しているかについても説明します。

 

クラウドストライク
2025年版
グローバル脅威
レポート

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企業コンプライアンスとは

企業コンプライアンスには、組織の事業運営とプロセスに適用される法的要件および規制要件に従うことが含まれます。これは、ビジネス分野ごとに独自のルールと基準が満たされるようにすることを意味します。これにより、企業の運営のあらゆる部分が、関連する管轄区域と業界の法律および規制に準拠することができます。

組織には、企業コンプライアンスを達成するための多くの動機があります。コンプライアンスに違反すると、次のような結果につながる可能性があります。

  • 収益の損失と罰金

  • 訴訟

  • セキュリティインシデントやデータ侵害の可能性の増加

  • ビジネスの評判の低下

  • 顧客の信頼の喪失

コンプライアンスは、組織が高レベルのプライバシー基準を維持する助けとなります。組織で重点を置く製品やテクノロジーに応じて、企業コンプライアンスの達成には次のようなアクションが関与する場合があります。

  • データ保護対策を導入する

  • 監査目的で内部データを保存する

  • 自分について収集されたデータの所有、変更、または削除をユーザーに許可する

サイバーセキュリティと企業コンプライアンスは密接に関連しています。セキュリティは悪意のあるアクターからシステムを保護することに重点を置く一方、コンプライアンスは法律や基準の遵守に重点を置きます。特定の規制基準を達成するには多くのセキュリティ対策を実装する必要があるため、コンプライアンスとセキュリティの関係は重要です。

サイバーセキュリティにおける主要な規制と基準

テクノロジー業界の規制環境は広大です。規制の中には、業界全体で存在感が際立ち、よく知られているものがあります。

医療保険の相互運用性と説明責任に関する法律 (HIPAA)

HIPAAは、米国における機密性の高い医療データと患者データの保護に対応しています。医療情報を電子形式で送信する組織、または保護対象保健情報 (PHI) を取り扱う組織は、HIPAAを遵守する必要があります。これには、ヘルスケア企業、医療保険会社、医療サービステクノロジー企業が含まれます。

ペイメントカード業界データセキュリティ基準 (PCI DSS)

PCI DSS基準は、カード所有者のデータを保護し、詐欺やアイデンティティの盗難を最小限に抑えるために、クレジットカード取引に関するポリシーと手順を確立しています。PCI DSSへのコンプライアンスを達成するには、カード所有者情報のデータの暗号化やカード所有者データへの物理的なアクセスの制限など、12の基準を遵守する必要があります。PCI DSSは、カード所有者データを保存、処理、または送信するすべての組織に適用されます。

連邦リスクおよび認証管理プログラム (FedRAMP)

FedRAMPは、パブリッククラウドプロバイダーが米国政府にサービスを提供するために遵守する必要がある基準を設定しています。クラウドサービスプロバイダーがFedRAMPの認定を受けるには、第三者組織が実施する独立したセキュリティ評価により、連邦情報セキュリティ管理法 (FISMA) に対するコンプライアンスの検証を受けて合格する必要があります。このコンプライアンス認証は、NISTまたはGLBAのコンプライアンス認証とともに、サービスプロバイダーが米国政府が要求する最高水準のセキュリティの基準を満たしていることを証明します。

サーベンス・オクスリー法 (SOX)

SOXは財務報告と監査の要件を定めた法律で、企業の透明性を高め、投資家を不正な会計慣行から保護することを目的としています。SOXに対するコンプライアンスは、財務諸表の正確性と信頼性を高めるため、上場企業にとって非常に重要です。

SOXに準拠するには内部統制とコーポレートガバナンス対策が欠かせないため、財務上の虚偽記載のリスクが軽減し、投資家が保護されます。コンプライアンスによって企業が真実で透明性のある財務情報を提供することが確実になり、投資家からの信頼が高まります。

一般データ保護規則 (GDPR) およびカリフォルニア州消費者プライバシー法 (CCPA)

GDPRは欧州連合のデータプライバシー法で、2018年に施行されました。GDPRはEU居住者のデータを保護するため、EU圏外の組織であっても、EUの居住者にサービスを提供する限り、GDPRの要件を遵守する必要があります。企業は、各種のデータ保護対策に加え、EU居住者であるユーザーからの要請があれば、個人データを更新または完全に削除する必要があります。

同様に、CCPAはカリフォルニア州の消費者のデータとプライバシー権を保護します。カリフォルニア州の消費者のデータを取り扱う組織は、収集した個人情報を開示し、消費者にこのデータを削除する権利を与える必要があります。

 

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企業コンプライアンスの利点

企業コンプライアンスを達成することで、高額な罰金や罰則を回避でき、そのことが明らかに主な動機の1つになっていますが、利点はそれだけではありません。これは、信頼を築き、さらに組織が責任感と高い能力を備え、そのユーザーのデータとプライバシーを保護する能力があることを証明する方法でもあります。

データプライバシーは人権と見なされるようになってきています。企業は、プライバシー規制に対する関心を示さないことで評判を落とすリスクがあります。長期的には、それに伴うコストは、多くの場合、罰金よりも高くなります。

また、企業コンプライアンスは、多くの規制に従うためにデータ暗号化とアクセス制御ポリシーが必須となることで、組織のセキュリティポスチャの改善にも役立ちます。

企業コンプライアンス達成に向けた課題

企業コンプライアンスを達成する道のりは、複雑で厳しいものになります。迷路のような法律や規制への対処が必要になることがあり、しかも多くの場合それらの規制は進化します。さらに、分野や業界によって大きく異なる場合があるため、明確化のために、技術スタッフと法務スタッフの両方による広範な作業が要求されます。場合によっては、専門家を雇ったり、第三者によるサービスを受けたりすることが必要になり、このことが大量のリソース消費や高額な費用につながる可能性があります。

さらに、コンプライアンスを達成するための実際の実装にもコストがかかる可能性があります。一部の規制では、厳しい技術要件により、大量のデータを長年にわたって保存したり、システムのすべてのコンポーネントにわたって詳細な監査ログをキャプチャしたりすることが必要になる場合があります。多くのスタートアップ企業や収益を上げる前の企業にとって、このことが大きい負担になる可能性があります。

クラウドストライクが企業コンプライアンスにどのように役立つか

企業コンプライアンスは現代のビジネス運営の重要な側面ですが、完全なコンプライアンスへの道のりは厳しく、費用がかかる場合があります。

CrowdStrike Falcon® Next-Gen SIEMは、費用対効果の高い長期データ保持とカスタマイズ可能なダッシュボードを通じて、組織が企業コンプライアンスを実証するために役立ちます。一般的なデータプライバシーコンプライアンスに関する支援が必要な場合でも、より具体的に医療データ保護に関する支援が必要な場合でも、クラウドストライクのツールは、組織が幅広い規制基準に対応できるよう支援するように設計されています。例えば、CrowdStrike Falcon®プラットフォームは、すべてのネットワークリソースとカード所有者のデータアクセスを追跡およびモニタリングすることにより、フィンテック企業のPCI DSSコンプライアンスをサポートします。

FalconプラットフォームはFedRAMPの認証を受けています。つまり、FedRAMPプログラムによって義務付けられている厳格なセキュリティ基準を満たしています。この認定により、Falconプラットフォームが厳格なデータ保護およびセキュリティ基準を満たしていることが確認され、米国政府機関から信頼されるソリューションとなっています。FedRAMP以外にも、Falconプラットフォームはいくつかのコンプライアンス認定を受け、NSA-CIRA認定を受けた12の組織の1つとなっています。

Falcon Data ProtectionのCTAボックス

「Falcon Next-Gen SIEMに加えて、CrowdStrike Falcon® Data Protectionは、不正なPCIの外向き転送をリアルタイムで阻止するための最新のアプローチを採用しています。PCIデータの損失防止や機密データがChatGPTのようなWebベースの生成AIツールに漏洩することを、いかに簡単かつ効果的に防止できるかをご覧ください。」

Falcon Data Protectionの詳細情報

 

ケイシー・クロス(Kasey Cross)は、クラウドストライクのプロダクトマーケティング担当ディレクターとして、次世代SIEMによるAIネイティブSOCの開拓を支援しています。Palo Alto Networks、Imperva、SonicWALLなどのサイバーセキュリティ企業で10年以上のマーケティング経験があります。また、Menlo LogicのCEOも務め、Cavium Networksによる買収を成功させました。デューク大学を卒業しています。